クラリアント ジャパン 株式会社
セリダスト(Ceridust)
顔料分散性向上に顕著な効果がある微粉化したワックス
プラスチックのカラーリングは、プラスチック製品の外観上の商品価値を左右するばかりでなく、各種の品質やコストと関わりを持ち、その成形加工工程の中で、かなり重要な意味を持っています。特に、使用する顔料の分散性は、外観や着色コストのように一見して判別できる性能ばかりでなく、その成形品の物性にも影響を与えます。
近年、着色剤の無公害化が進み、有機顔料が多く使用されるようになってから、これらの問題は、さらにクローズアップされるようになっています。

旧ヘキスト社のモンタン酸誘導体およびポリオレフィンワックスは、従来から"ヘキストワックス"の商品名でプラスチックのカラーリング用途に、分散剤や滑剤として広く使用されてきています。これらのワックスの名称は、クラリアント社との統合を機に、新しい名称"リコワックス (Licowax)"となっています。

本資料は、ワックスの粒子径を顔料粒子径に近づけることにより、プラスチックのカラーリング工程における顔料の分散性を顕著に向上させる目的で、新たに開発されたワックス商品群、"セリダスト(Ceridust)"の分散効果について説明したものです。
詳しくはこちらから ceridust0204.pdf (305KB)
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リコワックス(Licowax )
リコルブ(Licolub )
リコモント(Licomont )
エンジニアリング樹脂加工用添加剤
ポリアミド樹脂、ポリカ−ボネ−ト樹脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂、ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂、およびポリアセタ−ル樹脂のようなエンジニアリングプラスチックは汎用プラスチックではカバーできない分野に使用され、益々重要性を増しています。
これらのエンジニアリングプラスチックの需要拡大は技術的進歩をもたらせたばかりでなく、加工性の問題も提起しました。たとえば、耐熱性がよく、揮発性が低い添加剤だけが高温での加工や使用に耐えられます。エンジニアリングプラスチックはほとんどが射出成型されるため、その加工条件面から、特に良好な流動性と高い離型効果が要求されます。さらに、加工中のエンジニアリングプラスチックが受ける化学的分解の影響を減少させるために加工助剤を必要とします。
当社はエンジニアリングプラスチックの加工用に種々のタイプが異なったワックスを提供します。

作用機構および機能
リコワックス、リコルブ、およびリコモントは、エンジニアリングプラスチックの加工工程において、次のようなメリットを与えます。
・ 離型効果
・ 滑性効果
・ 分散効果
・ 造核効果
・ 低揮発性

離型効果
使用されるワックスの極性は、ポリマ−に対する作用機構に決定的な役割を果たします。
外部滑性効果を持つ滑剤(外滑剤)は多かれ少なかれポリマ−との相溶性が悪く、異なった極性を持っています。したがって、それらは加工機械の加熱した金属表面とポリマ−の間に、いわゆる外滑性フィルムを形成します。このような外滑剤は溶融ポリマ−と機械部品との粘着を防止し、エンジニアリングプラスチックの射出成型時の離型力を低下させます。
内部滑性効果を持った滑剤(内滑剤)は同様な極性を持ち、ポリマ−マトリックスと容易に相溶します。そして、ポリマ−分子間の内部摩擦を防止することにより溶融ポリマ−の流動性を改良します。

分散効果
ワックスはエンジニアリングプラスチックにおいて分散剤としても機能します。最終製品の機械的特性や光学的特性をより良好にするためには原料の均一な分散が必要です。
顔料の場合、着色力を最大にするためには均一な分散が必要です。このようにして、顔料が効率よく使用され、最高の色彩効果を与えます。顔料とフィラ−が分散剤によって部分的に濡れて、ポリマ−との相溶性を改善します。分散剤はポリマ−と比較すると溶融粘度が低いため、たとえ凝集している顔料やフィラ−にも浸透することが可能です。したがって、機械的特性を悪化させずにポリマ−中の均一な分布に寄与します。

造核効果
結晶化度はポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂、およびポリブチレンテレフタレ−ト樹脂のような部分結晶化ポリマ−の機械的物性に著しい影響を与えます。そして、それは加工条件により、広範囲にわたって頻繁に変化します。したがって、特定の結晶化度を保つことは、加工上重要となります。
造核剤の添加により結晶化速度が速くなるため、加工コスト削減が可能です。そして、射出成型加工では成型サイクルの短縮が可能となります。これは製造コスト削減効果を生み出します。フィルム押出しの場合は引っ張り伸度と機械強度を改良します。
造核剤の作用機構は、結晶化が添加された造核剤の粒子上で行われ、そして同時に数多くの場所(粒子上)で開始されることに基因しています。これにより、数少ない大きな粒子の代りに数多くの小さな粒子を形成します。したがって、結晶化速度が遅いポリマ−でも結晶化度は著しく増大します。結晶化がより高温で開始されるため射出成型では冷却時間が短縮され、結果として成型サイクルが短縮されます。タルクのような無機の造核剤と異なり、ここで述べる造核剤は滑剤、離型剤および分散剤としての機能も合わせ持っています。
詳しくはこちらから Clariat-wax0204.pdf (145KB)
上記 商品のお問合せは、
顔料市場 お問合せページ
 http://www.ganryo.com/ganryo/toiawase/index.html
もしくは右のアドレスへお願いします。  webmaster@ganryo.com

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